学生服メーカーに不正アクセス 約3800人分のクレカ情報流出か

岡山市に本社がある大手学生服メーカー「菅公学生服」のオンラインショップが不正アクセスを受け、顧客およそ3800人分のクレジットカード情報が流出したおそれがあり、会社は、一部で不正に利用された可能性があるとして、顧客にメールで連絡し、身に覚えのない請求がないか注意を呼びかけています。

会社の発表によりますと、去年9月、「カンコーオンラインショップ原宿セレクトスクエア」を利用した顧客の情報が流出しているおそれがあると、クレジットカード会社から連絡があったということです。

会社が調べたところ、3年前の4月から去年8月までの2年4か月の間にクレジットカードを使って決済をした3827人の氏名、住所、電話番号、カード番号、有効期限、それに、セキュリティコードなどが流出したおそれがあることが分かりました。

不正アクセスでシステムが改ざんされていて、流出した情報の一部は不正に利用された可能性があり、会社はカード決済を停止し、去年12月に警察に相談したということです。

会社は、情報が流出したおそれがある顧客にメールで連絡し、身に覚えのない請求がないか注意を呼びかけています。

菅公学生服は「お客様に多大なご迷惑をおかけし、申し訳ありません。セキュリティ体制や管理体制を強化し、再発防止に努めます」とコメントしています。

会社では相談窓口を設けています。
▽電話番号は、0800-8887125で
▽平日の午前10時から午後4時まで受け付けています。