関東甲信6日にかけ山沿い中心に大雪の見込み 交通影響など注意

前線を伴った低気圧の影響で関東甲信は雨や雪が降っていて、6日にかけて山沿いを中心に大雪となる見込みです。気象庁は積雪による交通への影響や路面の凍結に十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、前線を伴った低気圧の影響で関東甲信では雨や雪が降っています。

低気圧はこのあと本州の南岸を発達しながら東北東へ進むため、6日にかけて山沿いを中心に大雪となる見込みです。

6日昼までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで、
▽関東北部の山地で35センチ
▽甲信で30センチ
▽関東北部の平地と、箱根から多摩地方や秩父地方にかけてで10センチと予想されています。

予想より気温が低くなった場合は警報級の大雪のおそれがあり、気象庁は積雪による交通への影響や路面の凍結に十分注意し、農業用ハウスの倒壊や樹木への着雪などに注意するよう呼びかけています。

長野県では今月2日に雪崩が起きていて、県の北部になだれ注意報が発表されています。

積雪の多い所や大雪が予想される場所に行く際は十分注意してください。

一方、関東南部の平地や伊豆諸島は6日にかけて雨が降ると予想されています。

このうち、低気圧が接近する伊豆諸島では大気の状態が非常に不安定になり、6日の未明から明け方にかけて非常に激しい雨が降ると予想されています。

また、6日は非常に強い風が吹き、海上もしける見込みで気象庁は、土砂災害に警戒し、高波に十分注意するとともに、強風や落雷、竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。