京都市北区にある上賀茂神社の「流し雛」は、3月3日の桃の節句にあわせて行われます。
3日は、病気から身を守るとされる桃の花やこぶしの花などが供えられた本殿で、神事が始まりました。
そして、神職が、病気やけがれを移したとされる紙でできたひな人形を境内の小川にそっと流しました。
世界遺産 上賀茂神社で「流し雛」 無病息災を祈る 京都
世界遺産の京都の上賀茂神社で、桃の節句にあわせて、ひな人形を小川に流し無病息災を祈る神事が行われました。
その後、訪れた人たちも、ひな人形を小川に流し、無病息災を祈っていました。
家族と訪れた10歳の女の子は「久しぶりに流し雛をしました。テストに合格できるようにお願いしました」と話していました。
また、40代の母親は「気持ちよく参拝することができました。心と体が健康で過ごせますようにとお願いしました」と話していました。