サーフィン パリ五輪代表 日本の出場枠は男子3人 女子1人に

パリオリンピックの代表選考を兼ねたサーフィンのワールドゲームズで日本勢は男女とも新たに出場権を獲得することができず、日本からオリンピックに出場できるのは男子が3人、女子が1人となりました。

サーフィンの世界選手権に当たるワールドゲームズはオリンピックの代表選考を兼ねてプエルトリコで行われ、日本からは男女3人ずつが出場しました。

このうち、女子の東京大会の銅メダリストの都築有夢路選手は敗者復活の6回戦で、東京大会代表の前田マヒナ選手も敗者復活の4回戦で敗れ、いずれもオリンピックの出場権獲得はなりませんでした。

松田詩野 選手

この結果、パリオリンピックに出場できる日本の女子選手はすでに代表に内定している松田詩野選手1人となりました。

五十嵐カノア 選手

一方、日本が3人の出場枠を持っている男子も、すでに代表に内定している東京大会の銀メダリストの五十嵐カノア選手と、稲葉玲王選手が今大会ではともに敗者復活戦で敗れました。

残り1つの枠でオリンピック出場を目指しているオーストラリア出身で日本人の母を持つコナーオレアリー選手も敗者復活の4回戦で敗退し、今大会での代表内定はなりませんでした。

日本選手の残る1枠についてはオレアリー選手を含む選手の中から今大会の成績などを踏まえた選考の結果、最終的に決まる見込みです。