バレーボール Vリーグ女子 NECがJTに勝ち 2年連続8回目の優勝

バレーボールのVリーグ1部、V1は、女子のファイナルステージ、ファイナルが行われ、NECがJTに勝って2年連続8回目の優勝を果たしました。

V1の女子のファイナルは、群馬県高崎市の高崎アリーナで行われ、レギュラーラウンド無敗で1位のJTと、2位のNECが対戦しました。

NECは第1セット、日本代表で活躍する古賀紗理那選手が鋭いアタックを決めるなどして、接戦を制して27対25で取りました。

続く第2セットは、JTの1メートル91センチのアンドレア・ドルーズ選手の強打に苦しみましたが、NECは持ち味とする速い攻撃で32対30で連取しました。

このあと第3セットは16対25で落としましたが、第4セットは、古賀選手のバックアタックなどで25対17で取って、NECがセットカウント3対1で2年連続8回目の優勝を果たしました。

NECは2シーズン連続で全日本選手権との2冠を達成しました。

NECのキャプテン、小島満菜美選手は「JTが強いことは分かっていたので苦しい状況もあったが、全員で助け合って最後の1点を取るまで戦い続けることができた。このチームの成長を改めて感じた」と話していました。

また、攻撃面でチームを引っ張った古賀選手は「タフなゲームになることは想定していたので、しっかり勝ちきれてとてもうれしい。第1セットと第2セットは競った展開になったが、これを取ることが勝利につながると信じて全員で戦えた。最後の勝負どころに体も心も持っていくことができた」と話していました。