桃の節句 道の駅でちらしずしやひなあられふるまう 石川 輪島

桃の節句の3日、石川県輪島市の道の駅では被災した人たちを励まそうと、地元の有志がちらしずしやひなあられなどをふるまいました。

これは、被災した人たちを励ますとともに災害ボランティアに感謝の気持ちを伝えようと地元の有志が企画したもので、3日は輪島市中心部の道の駅におよそ20人が集まりました。

3日は小雪が舞うあいにくの天候でしたが、300食分のちらしずしやひなあられとともに、温かい豚汁がふるまわれ、訪れた親子連れなどがひとときのひな祭り気分を楽しんでいました。

娘と訪れた女性は「本当は自分でちらしずしを作って祝いたかったのですが、水が出ない状況が続いて作れないので、ありがたいです」と話していました。

企画した有志の代表の木村隆明さんは「一歩ずつですが、復旧に向けて頑張っていきたいです」と話していました。