不適切な債務整理の被害相次ぐ 支援団体の電話相談会

「借金が必ず減る」などとする誇大なネット広告を入り口に、不適切な債務整理に誘導されて金銭的な被害を受ける事例が相次いでいるとして、支援を行う団体の弁護士や司法書士による電話相談会が行われています。

相談会は「大量広告事務所による債務整理二次被害対策全国会議」が開いていて、全国8か所で午前10時から弁護士などが無料で電話での相談に応じています。

団体によりますと、誰でも借金が減るかのようにうたう広告から法律事務所に誘導され、本来、「破産手続き」をすべき状況にもかかわらず「任意整理」に誘導され、より負担が増えたなどといった相談事例が相次いでいるということです。

3日の相談会では、借金や収入の全体状況を確認せずに無理な分割支払いに誘導されたとか、法律事務所から高額な費用を請求されたがその内訳がよく分からないなどといった相談が次々と寄せられていました。

団体の代表幹事を務める釜井英法弁護士は、「実態をつかみたいと相談会を開きましたが、次々と電話が来ていて被害の広がりを感じます。1度も直接会わずに処理されたなど不安なことがある人は相談してほしい」と話していました。

この相談会は、一部の会場を除いて3日午後5時まで開かれます。