「東京マラソン」約3万8000人が都心のコースを駆け抜ける

国内最大規模の市民マラソン「東京マラソン」が3日行われ、およそ3万8000人のランナーたちが都心のコースを駆け抜けています。

ことしで17回目となる「東京マラソン」には、抽せんで選ばれた市民ランナーや、国内外の招待選手などおよそ3万8000人が参加しました。

早朝、スタート地点の東京都庁周辺では、受け付けを終えたランナーたちが準備運動で体を温めたり、服を着替えたりしていました。

スタート前、出場者の50代の女性は「知っている街の道路の中心を走れるのは最高です。沿道からの応援に力をもらって完走できればと思います」と話していました。

また、50代の男性は「東京マラソンは2回目です。前回は完走できなかったので今回はゴールまで走りたいです」と話していました。

そして、午前9時すぎ、スタートの合図とともにそれぞれのペースで走り出しました。

ランナーたちは、浅草や銀座など東京の名所を巡りながら東京駅前のゴールを目指します。

コースの沿道には大勢の人が集まり、ランナーたちに声援を送っていました。

大会にともない都心部では広い範囲で交通規制が行われていて、最も遅いところで午後9時まで規制が続く予定です。

詳しい規制の情報は大会のホームページで公開されています。

警視庁は、都心部では車の利用を控え、地下鉄などの公共交通機関を利用するよう呼びかけています。