参院政倫審 再来週開催を検討の考え 自民 石井参院国対委員長

派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、自民党の石井参議院国会対策委員長は、野党4党の申し立てを受けて、参議院の政治倫理審査会を再来週開催することを検討していく考えを示しました。

今回の問題を受けて参議院では、立憲民主党など野党4党が、自民党の議員31人と政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で在宅起訴され、自民党を離党した大野泰正議員の合わせて32人の出席を求めて政治倫理審査会を開催するよう申し立てています。

これについて自民党の石井参議院国会対策委員長は記者団に対し審査会の扱いを来週決めたいという考えを示しました。

そのうえで審査会を開く場合の時期について「審査会の与野党の筆頭幹事で話してもらう中で、再来週に開催できる機会を協議したい」と述べました。

今後、自民党の31人に出席の意思があるかどうかを確認するということで、場合によっては複数の日程に分けて開催することも検討するとしています。

審査会をめぐっては、安倍派の世耕前参議院幹事長が開催されれば出席する意向を明らかにしています。