NY原油市場 約4か月ぶりに一時1バレル=80ドル台まで上昇

1日のニューヨーク原油市場では、国際的な取り引きの指標となるWTIの先物価格がおよそ4か月ぶりに一時、1バレル=80ドル台まで上昇しました。

主な産油国でつくるOPECプラスの複数の加盟国は、今月末まで1日あたりあわせて220万バレルの自主的な減産措置を実施していますが、原油価格を下支えするため、この措置が来月以降にも延長されるのではないかとの見方が広がったことが背景にあります。

市場関係者は「OPECプラスの複数の加盟国が来週にも自主的な減産措置を延長するかどうか判断するのではないかとの観測も出ていて、関心が集まっている」と話しています。