日経平均株価 4万円の大台に迫る 終値として史上最高値を更新

1日の東京株式市場、日経平均株価は700円以上値上がりして3万9910円82銭で取り引きを終え、終値として史上最高値を更新しました。

▽日経平均株価、1日の終値はきのう、2月29日より744円63銭、高い3万9910円82銭と終値として史上最高値を更新しました。
▽東証株価指数、トピックスは33.69、上がって、2709.42。
▽1日の出来高は17億9096万株でした。

値上がりを支えたのは、このところの日経平均株価を押し上げている半導体関連の銘柄です。

アメリカではハイテク関連の銘柄が多いナスダックの株価指数が史上最高値を更新しました。この流れが東京市場にも続き、取り引き時間中には一時、4万円まで10円ほどのところまで迫る場面がありました。

今、市場関係者が注目しているのは日米の金融政策の先行きです。

日本時間の2日未明には、アメリカで製造業の景況感を表す指数が発表されます。来週は、アメリカで、先月(2月)の雇用統計など重要な経済指標の発表が続くほか、日本では日銀の植田総裁の公の場での発言も予定されています。

4万円の大台まであと90円ほどに迫っている日経平均株価。この勢いがさらに続くのか、来週も注目が集まります。

【記者解説】日経平均株価 値上がりの背景は?

日経平均株価は、大きく値上がりして終値として市場最高値を更新し、4万円の大台に迫りました。
値上がりの背景は?
(15時台のニュースで放送した 経済部 佐藤崇大記者の解説です 1分21秒)