各地の震度は震度4が▽埼玉県のさいたま市緑区と▽千葉県の東金市、市原市、山武市、大網白里市、一宮町、白子町、長南町でした。
震度3は茨城県や千葉県、それに東京23区、神奈川県東部の各地で観測しました。
このほか、震度2と震度1の揺れを関東甲信越や静岡県、それに宮城県や福島県で観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は、千葉県東方沖で、震源の深さは30キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.2と推定されています。
千葉県東方沖では地震が相次いでいて、29日は千葉県内で震度4や3の揺れが相次いで観測されています。
気象庁は今後の地震に注意するよう呼びかけています。
埼玉県・千葉県で震度4 津波の心配なし
1日午前5時43分ごろ、埼玉県と千葉県で震度4の揺れを観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。
林官房長官「地震への日頃の備え確認を」
林官房長官は閣議のあとの記者会見で「地震による被害はきょう午前9時時点で特段の情報は報告されていない。この地域では今回と同程度の地震が発生し、1週間から数か月程度、地震活動が活発となったことがあり、引き続き気象庁で注意深く監視していく」と述べました。
その上で「いま一度、地震への日頃の備えを確認いただくとともに、気象庁から発表される地震情報に留意し、強い揺れが発生した場合には身の安全を図ってほしい」と呼びかけました。