名鉄犬山線にはねられ重体だった男性が死亡 助けようとしたか

2月22日、愛知県岩倉市の名鉄犬山線の踏切で2人が列車にはねられ80代の男性が死亡した事故で、意識不明の重体だった60代の男性も死亡しました。警察は80代の男性を助けようとして自分の車から降りて踏切に入り、はねられたとみて調べています。

2月22日の午後6時すぎ、愛知県岩倉市稲荷町の名鉄犬山線の踏切で男性2人が列車にはねられ、80代の男性が死亡しました。

もう1人の愛知県小牧市の馬場英俊さん(64)も意識不明の重体となっていましたが、警察によりますと28日午後、搬送先の病院で死亡しました。

事故当時、手押し車を押して歩いていた男性が遮断機が下りた踏切内に取り残されたということで、警察は、馬場さんが80代の男性を助けようと自分の車から降りて踏切に入り、男性と一緒にはねられたとみて調べています。