群馬 前橋市 小川晶新市長が初登庁 2月の市長選で初当選

2月の群馬県前橋市の市長選挙で初当選した小川晶新市長が28日、市役所に初登庁し、「市民目線で取り組んでほしい」と職員に訓示しました。

2月4日の前橋市長選挙で野党側の議員が支援した小川氏は、自民党と公明党の推薦を受けて4期目を目指した山本龍氏を1万4000票余りの差で破り初当選しました。

前橋市長に女性が就任するのは市が始まった1892年以来、初めてで、28日に市役所に初登庁した小川新市長は、課長以上のおよそ120人の職員を前に訓示を行いました。

この中で、「私の判断基準は『市民のためになるかどうか』に尽きる。市民の皆さんが何に困っているかを常に意識し、市民目線を第一に、日々の業務に取り組んでほしい」と述べました。

このあと市長室のいすに座った小川新市長は「33万人の市民のために、しっかりと働きたい。重い責任と覚悟を感じながら街づくりに取り組みたい」と意気込みを述べました。

また、最重点の政策として、「こども・子育て政策」をあげたうえで、「給食費の無償化や保育料の負担軽減の実現に向けて取り組んでいきたい」と述べました。