株価 小幅値下がりで取り引き終える 最高値更新はストップ

28日の東京株式市場、3営業日連続で最高値を更新していた日経平均株価は、小幅に値下がりして取り引きを終えました。

▽日経平均株価、28日の終値は、前日の終値より31円49銭安い、3万9208円3銭。

▽東証株価指数=トピックスは、3.51下がって2674.95。

▽一日の出来高は18億5237万株でした。

28日にFRB高官が相次ぎ発言 日米市場にどんな影響与えるか

日経平均株価は、34年ぶりに史上最高値を更新した2月22日から3営業日連続で値上がりしていたため、28日も更新するのか関心が高まっていました。

午前の取り引きでは、これまでの株価上昇を支えてきた半導体関連の銘柄に売り注文が出るなど、いったん利益を確定させようという動きが目立ちました。

午後には、値下がりした銘柄を買い戻す動きも出たものの、最終的には小幅に値下がりして取り引きを終え、日経平均株価の最高値の更新は4営業日連続とはなりませんでした。

今後の株価の動向を左右する要因のひとつとして市場の関心を集めるのが、アメリカの中央銀行にあたるFRBの利下げのタイミングです。

現地時間の28日にはFRBの高官が相次いで発言する予定で、その発言内容が日米の市場にどのような影響を与えるのか注目されます。