住みたい街ランキング 住宅情報サイトが発表 人気急上昇の街も

住宅情報サイトが調査した1都4県の「住みたい街ランキング」が28日に発表され、「横浜」が7年連続で1位となりました。一方で、住宅の価格が上昇するなか、比較的手ごろとされる街も順位を上げました。

住宅情報サイトが行ったこの調査は、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城に住む20代から40代の9000人あまりに、インターネットで住みたい街を駅名で選んでもらったものです。

1位は7年連続「横浜」で、2位が埼玉県の「大宮」、3位が東京の「吉祥寺」となり、続いて5位の「新宿」や7位の「池袋」など、都心の主要な駅がランキングの上位を占めました。

比較的手ごろな価格で住むことができる街に注目

一方で、住宅価格が上昇するなかで、利便性がありながら比較的手ごろな価格で住むことができる街も注目されています。

都内では、「秋葉原」が去年の49位から29位に急上昇しました。
東京駅周辺のオフィス街に近い地域のなかでは家賃相場が割安で、単身や夫婦のみの世帯を中心に支持されました。

また、去年、大型のテーマパークが開業した「練馬」も63位から48位に上昇し、複数の路線が乗り入れ駅前に飲食店が集積していて利便性が高いことから、幅広い世帯の人気を集めています。

住宅情報サイトSUUMOの池本洋一編集長は、「『実は暮らしたら楽しい街』、『コスパ良く暮らせる街』が物価や物件価格が高い中で注目を高めていくのではないか」と話しています。