児童福祉施設の送迎用車両 道路脇に転落 小中学生6人けが 青森

27日午前、青森市の国道で、福祉施設で暮らす子どもたちを乗せたワンボックスカーが登校中に道路脇に転落し、乗っていた小中学生6人が骨を折るなどのけがをしました。運転していた職員は「雪で路面状況が悪くハンドルを取られた」と話しているということで、警察が詳しい事故の原因を調べています。

27日午前8時半ごろ、青森市横内亀井の国道でワンボックスカーが道路脇の4メートル余り下に転落しました。

警察によりますと、転落したのは青森市内にある児童福祉施設「青森おおぞら学園」の送迎用の車両で、乗っていた施設で暮らす小中学生8人のうち11歳から15歳までの6人がけがをして、このうち2人が腕などの骨を折る大けがだということです。

いずれも命に別状はないということです。

施設によりますと、当時、子どもたちは市内の学校の分教室に登校する途中で、運転していた男性職員は「雪で路面状況が悪くハンドルを取られた。ブレーキがきかなかった」と話しているということです。

警察は、運転していた施設の男性職員から当時の状況を聞くなどして事故の原因を調べています。