山本由伸 大谷翔平 ともにオープン戦に備え調整

大リーグ、ドジャースの山本由伸投手が日本時間の29日、オープン戦に先発することになり初の実戦に向けてブルペンで調整しました。また、日本時間の28日、オープン戦に出場する大谷翔平選手は屋内の練習場で調整し去年9月以来となる実戦に備えました。

ドジャースの山本投手は26日、キャンプ地のアリゾナ州グレンデールでブルペンに入り25球を投げました。

ブルペンではロバーツ監督が見つめる中、カーブやスプリットなど変化球を一とおり確認しました。

山本投手は、28日、日本時間の29日のオープン戦で先発することになりました。

相手は昨シーズン、ワールドシリーズを制したレンジャーズです。

ロバーツ監督は山本投手を来月行われる韓国での開幕シリーズで先発させる意向を示していて、大リーグで最初の実戦となるオープン戦でレンジャーズの強力打線を相手にどのようなピッチングを見せるか注目されます。

一方、27日、日本時間の28日、ホワイトソックスとのオープン戦に出場する大谷選手は屋外の練習場には姿を現さずに屋内で調整しました。

大谷選手にとって去年9月以来の実戦となるオープン戦をNHKでは28日午前5時からBSで中継します。

ドジャース監督「翔平は2、3打席立たせる予定」

ドジャースのロバーツ監督は、大谷選手の移籍後初のオープン戦出場を翌日に控え報道陣の取材応じました。

ロバーツ監督は、「翔平はプレーすることを楽しみにしている様子だ。あすは2、3打席に立たせる予定だ」と話しました。

そして「コーチ陣もファンも、翔平がドジャースのユニフォームを着て試合をするのをとても楽しみにしている。待ち望んでいたことで、私もとても楽しみだ」とチームの指揮官も大谷選手の実戦デビューを心待ちにしている様子でした。