東北の太平洋側や関東沿岸部中心に風強まる 高波暴風に警戒を

発達中の低気圧の影響で東北の太平洋側や関東では沿岸部を中心に風が強まり大しけとなっていて、気象庁は高波や暴風に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、日本の東の海上で低気圧が発達している影響で、東北の太平洋側と関東では沿岸部を中心に風が強まって大しけとなっています。

▽青森県八戸市では午前5時前に23.6メートル、▽羽田空港では午前6時すぎに21.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。

また東北北部の太平洋側では大雪となっているところもあり、岩手県の宮古市では午前6時までの12時間に44センチの雪が降りました。

東北の太平洋側や関東では27日は海上を中心に非常に強い風が吹く見込みで、27日の最大風速は▽東北の太平洋側は海上で25メートル、陸上で15メートル、▽関東は海上で23メートル、陸上で18メートル、▽伊豆諸島は17メートルと予想され、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達する見込みです。

28日にかけて波の高い状態も続き、気象庁は高波に警戒するよう呼びかけています。また、東北の太平洋側の海上では暴風雪や暴風に警戒し、関東の沿岸部でも強風に十分注意するよう呼びかけています。