大相撲春場所 番付発表 新大関の琴ノ若 西の大関に

3月に大阪で行われる大相撲春場所の番付が発表され、新大関の琴ノ若は西の大関に座りました。

琴ノ若は1月の初場所で優勝争いに加わって13勝2敗の好成績を残し、場所後に大関昇進を果たしました。

千葉県出身力士では69年ぶりとなる新大関の誕生で、3月に行われる春場所では西の大関に座りました。

新入幕は新十両として臨んだ初場所で13勝2敗で優勝した24歳の尊富士(たけるふじ)です。

新十両の次の場所に新入幕を果たしたのは平成25年秋場所の遠藤以来、11年ぶりです。そして、初土俵から所要9場所での新入幕は幕下付け出しの力士を除くと、年6場所制が定着した昭和33年以降で、最も早い記録に並びました。

また、3場所ぶりに出場した初場所で優勝した照ノ富士は東の横綱に座り、目標としている10回目の優勝を目指します。

初場所で途中休場した貴景勝は東の大関で、負け越せば大関から陥落する角番で迎えます。貴景勝の角番は8回目となります。

このほか、三役陣では、初場所で10勝を挙げた若元春が関脇に返り咲き、阿炎と錦木の2人が小結に復帰しました。

一方、37歳の宝富士が十両に陥落し、平成25年の初場所からの幕内の連続出場記録が歴代6位の990回で止まりました。

大相撲春場所は3月10日に大阪府立体育会館で初日を迎えます。