長崎「ランタンフェスティバル」で中国伝統の「変面ショー」

中国の旧正月「春節」に合わせて長崎市で開かれた「ランタンフェスティバル」は25日が最終日で、大勢の人たちが次から次に仮面が変わる中国の伝統芸能「変面ショー」を楽しみました。

「長崎ランタンフェスティバル」は、古くから海外との交流が盛んだった長崎で中国の旧正月「春節」に合わせて開かれる冬の風物詩で、ことしは4年ぶりに通常の規模で開催されました。

最終日の25日、会場の一つとなっている長崎市大浦町の長崎孔子廟では中国の伝統芸能「変面ショー」が行われ、およそ800人が訪れて入場が規制されるほどのにぎわいとなりました。

華やかな衣装を身にまとった変面師が次から次に仮面を変えると、訪れた人たちは巧みな技に大きな拍手を送っていました。

埼玉県川越市から姉妹で訪れた23歳の女性は「しっかり見ていましたが、どうやって仮面を変えているのか分からず、おもしろかったです。これから市内を回って観光を楽しみたいです」と話していました。

ことしの「長崎ランタンフェスティバル」は、2月9日から17日間の日程で行われ、長崎市によりますと、期間中、過去最多のおよそ121万人が訪れたということです。