バドミントン 奈良岡功大「パリ五輪が目標 けがないよう意識」

バドミントンでパリオリンピック出場を目指す男子シングルスの奈良岡功大選手が練習を公開し、「パリオリンピックにまず出場することが目標。目の前の試合を大事にし、けがをしないよう意識したい」と抱負を語りました。

男子シングルスで奈良岡選手は、去年の世界選手権で準優勝を果たすなど、世界ランキングで日本勢トップの6位につけていてパリオリンピックではメダルの獲得が期待されています。

24日は都内で報道陣に練習を公開し、父親でコーチの浩さんと持ち味のショットの精度を高めようと、正確にコースを打ち分ける反復練習に取り組みました。

そして、地元の中学生と一緒に練習を行い、レシーブの方法などを指導したあと試合形式で打ち合いました。

奈良岡選手は中学生から強くなるためのトレーニング方法を尋ねられると「しゃもじを風呂で2000回振って手首を鍛えていた。手首の強さがあればシャトルは飛ぶし、速くなる。あとは新型コロナのときは毎日10キロを走っていた。継続すれば体力がつく」とアドバイスしていました。

練習の後、奈良岡選手は報道陣に、出場すれば自身初となるパリオリンピックに向け「まず出場することが目標で、何事もなく出られたらいい。目の前の試合を大事にし、けがをしないよう意識したい」と抱負を語りました。

奈良岡選手は3月、パリオリンピックの会場で行われるフランスオープンや全英オープンに出場する予定です。