「富士山の日」標高にちなみ3776個のおにぎりがふるまわれる

2月23日は、語呂合わせで「富士山の日」です。ふもとでは富士山の標高にちなみ、3776個のおにぎりがふるまわれました。

おにぎりは、山梨県と静岡県の合わせて33か所で配られ、このうち山梨県富士河口湖町にある県立富士山世界遺産センターには、塩むすび、およそ100個が用意されました。

23日は雪が降って、富士山は見えませんでしたが、施設を訪れた人たちが次々に受け取っては、おいしそうにおにぎりを食べていました。

また、富士吉田市の道の駅では、午後2時23分にあわせて集まった人たちが、富士山の方角を向いて一斉におにぎりを食べました。

市内の男性は「富士山の日をお祝いしたくて参加しました。富士山は冬もきれいですけど、夏場もきれいで飽きないところが魅力です」と話していました。

山梨県の企業などでつくる実行委員会の桑原孝太さんは「富士山のことを考えながらおにぎりを食べてほしいです。たくさんの人に喜んでいただけたと思います」と話していました。