社民党大会 福島党首 次の衆院選での党勢拡大向け結束呼びかけ

社民党の党大会が開かれ、福島党首は、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題に触れたうえで、「金権腐敗政治追放の先頭に立っていく」と強調し、次の衆議院選挙での党勢拡大に向けて結束を呼びかけました。

社民党の党大会は23日午後、東京都内で開かれ、立憲民主党の西村代表代行や共産党の田村委員長らが来賓として出席しました。

この中で福島党首は「国会は自民党の政治とカネの問題で大揺れしている。カネをどう集め使ってきたのか全容解明が必要だ。金権腐敗政治追放と自民党政治打倒、それに政権交代実現の先頭に立つ」と強調しました。

そのうえで、次の衆議院選挙で現在の1議席から5議席まで伸ばすとした党の目標に触れ、「すべての党員が思いと意義を共有し、知恵を絞り、運動をし、力を合わせてもらいたい」と述べ、党勢拡大に向けて結束を呼びかけました。

党大会は最終日の24日、「軍拡反対」や「脱原発」などに取り組む全国の市民運動と連携することなどを盛り込んだ、新たな活動計画を決定する見通しです。