ボクシング 田中恒成が会見「4階級王者になる準備できている」

プロボクシングの田中恒成選手が、4階級制覇をかけてスーパーフライ級の世界王座決定戦に24日臨むのを前に、22日都内で会見し「4階級王者になる準備はできている」と自信を示しました。

田中選手は6年前に世界最速に並ぶプロ12試合目でミニマム級、ライトフライ級、フライ級の3階級制覇を果たし、現在はWBO=世界ボクシング機構のスーパーフライ級で世界ランキング1位につけています。

日本の男子選手では3人目となる4階級制覇をかけて、24日、世界2位のメキシコの選手との王座決定戦に臨むのを前に、都内で記者会見しました。

この中で田中選手は「フィジカル面においてもメンタル面においても、4階級王者になる準備はできている」と自信を示しました。

田中選手は4年前、4階級制覇をかけた試合で敗れていて「今、大切にしているのは世界チャンピオンになることを待ってくれているファンに、必ず勝つ姿を見せるという気持ちをどんな状況でも忘れないことだ」と話しました。

また、3階級制覇を目指してWBC=世界ボクシング評議会バンタム級の世界タイトルマッチに臨む中谷潤人選手は、「調整はすごくうまくいっていて体内にエネルギーが余っている。必ずチャンピオンになるという気持ちで今までやってきたことを発揮したい」と意気込みを話しました。