JR横須賀線 複数のコンクリート片落下 約10時間運転見合わせ

JR横須賀線は、品川・新橋間のトンネル内の壁からコンクリート片が剥がれ落ちた影響で、一部区間でおよそ10時間にわたって運転を見合わせました。剥がれ落ちたコンクリート片の重さは合わせて113キロにのぼり、JR東日本が詳しい状況を調べています。

JR東日本によりますと22日午前3時10分ごろ、JR横須賀線の品川駅と新橋駅の間にある上り線のトンネル内で複数のコンクリート片が落下しているのが見つかりました。

作業員が現場を確認したところ、トンネル内にある換気口のコンクリートの壁の一部が剥がれ落ちているのが確認されたということです。

コンクリート片は高さ10メートルほどの場所から落下し、重さは合わせて113キロにのぼるということです。

この影響で横須賀線は一部区間で始発から午後3時までのおよそ10時間にわたって運転を見合わせたほか、成田エクスプレスも始発から多くの便が運休しました。

JR東日本はコンクリート片が壁から剥がれ落ちた詳しい状況を調べています。