旧統一教会 韓国の信者対象に新たな方法での献金集め活発化か

旧統一教会の韓国にある教団本部に長年在籍してきた関係者は、NHKの取材に対し、日本からの送金が止まっているとされる中、去年から韓国国内の信者を対象に新たな方法で献金を集める動きが活発化していると明らかにしました。

それによりますと、先祖の行いで生じた「中心霊」と呼ばれる悪霊が取りついていると病につながるなどとして、この霊を取り除くためという名目で献金が集められているということです。

金額は、基本13いるとされる「中心霊」1つ当たり12万ウォン、日本円にしておよそ1万3000円だとしています。

関係者が示した信者向けの動画では、「『中心霊』を取り除いたら病気が治った」などとする信者の体験談がアニメーションなどを用いて紹介されています。

ただ、この新たな方法による献金集めについては「『中心霊』というおかしな霊を売りにして金(かね)を集めている。それに強い憤りを感じる人たちが多い」として、教団の内部でも疑問視する声があると指摘しました。

また、関係者は、教団の財政状況が厳しさを増していて「関連団体で働く人は去年以降、賃金が10%から20%削られた」としたうえで、「韓国で暮らす多数の日本人信者たちは献金に従わなければならない。経済的に大変なのに終わりが見えない苦しみを受けている」と強調しました。