大相撲 北青鵬の“暴力行為” 宮城野親方とともに処分を協議へ

大相撲、幕内の北青鵬が弟弟子に暴力行為を行ったなどとして、日本相撲協会が23日に開く臨時理事会で、北青鵬と師匠で元横綱 白鵬の宮城野親方の処分を協議することが関係者への取材で分かりました。

北青鵬は先月の初場所で右ひざのけがを理由に6日目から休場していて、関係者によりますと、複数の弟弟子に暴力行為を行っていたなどとして、協会のコンプライアンス委員会の調査を受けていました。

そして、21日は委員会の聞き取りを受けたあと、報道陣の取材に対して、「素直に反省しています」と話しました。

協会は23日に開く臨時理事会で北青鵬の処分とともに、監督責任を負う師匠の宮城野親方の処分についても協議を行うということです。

北青鵬はモンゴル生まれで札幌市出身の22歳。

身長2メートル4センチ、体重182キロの体格を生かした四つ相撲を持ち味に去年の春場所で新入幕を果たしました。

また、宮城野親方は史上最多の優勝45回を誇るなど数々の記録を残して3年前に引退し、おととしの7月に宮城野部屋を継承して、師匠として指導にあたっていました。