気象庁 3月に新スパコン運用 線状降水帯などの予測精度向上へ

気象庁は、台風や集中豪雨などの予測の向上に向けて、3月、新たなスーパーコンピューターの運用を始めることになりました。計算能力は従来の2倍となり、気象庁は線状降水帯の半日前の予測が都道府県の単位で発表できるようになるとしています。

気象庁によりますと、3月5日に新たに運用されるのは東京 清瀬市にある「気象衛星センター」のスーパーコンピューターで、およそ120億円をかけ、平成30年以来6年ぶりに導入されます。

計算能力は従来のおよそ2倍で、もう1つのスーパーコンピューターと組み合わせて運用することで、日本周辺を2キロ四方ごとに切り分けて雨雲の動きや降水量などを推計した場合、これまでの10時間から、18時間先まで予測することが可能になるということです。

気象庁は、線状降水帯の半日前の予測が都道府県の単位で発表できるようになるほか、台風や集中豪雨などの予測精度の向上につながるとしています。

気象庁の森隆志長官は21日の記者会見で「台風の進路や線状降水帯の発生予測の精度を上げていくことで、防災活動の支援の強化を進めていきたい」と述べました。