地震の被害免れた輪島塗の作品 若手職人が東京で展示即売会

能登半島地震で被災した輪島塗の若手職人のグループが、被害を免れた作品を持ち寄った展示即売会が21日から東京 新宿で開かれています。

伊勢丹新宿店で始まった展示即売会は、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市を拠点とする、若手職人12人のグループ「輪島漆器青年会」が、来週27日まで開いています。

会場には地震の被害を免れた
▽黒の漆を使ったおわんや
▽鮮やかな赤の漆の重箱
▽桜やもみじの細かな模様が金で装飾されたおぼんなど、およそ120点が並んでいます。

グループによりますと輪島市では、今も多くの地域で断水が続き制作に必要な水が確保しづらいうえ、多くの工房が倒壊するなどして生産の再開は見通せていないということで、今回の売り上げを復旧復興の資金に充てたいとしています。

「輪島漆器青年会」の大工治彦会長(36)は「輪島塗を初めて目にする人も多いと思うので、これを機に輪島塗のよさを知ってもらい、復興した際にはぜひ現地を訪れて、さまざまな作品をご覧いただきたい」と話していました。