ウクライナ侵攻2年の24日 G7はオンラインで首脳会合を調整

ロシアによるウクライナへの侵攻開始から2年となる今月24日、G7は、オンラインで首脳会合を開く方向で調整しています。岸田総理大臣は、対ロ制裁とウクライナ支援を継続していく姿勢を示し、各国に結束を呼びかけたい考えです。

政府関係者によりますと、G7=主要7か国は、日本時間の今月24日の夜、オンラインで首脳会合を開く方向で調整しています。

首脳会合で岸田総理大臣は19日東京で開かれたウクライナの経済復興推進会議で地雷の除去や農業の復興など50以上の協力文書を交わしたことを踏まえ、今後も対ロ制裁とウクライナ支援を継続していく姿勢を示すことにしています。

そして、ウクライナの1日も早い永続的な平和の実現を目指し、国際的な機運を高めていく必要性を強調する見通しです。

ウクライナ情勢をめぐっては、ロシアによる侵攻開始から2年と長期化する中、欧米各国の間ではいわゆる「支援疲れ」も指摘されていて、岸田総理大臣としてはG7各国に結束を呼びかけたい考えです。