石川 輪島 断水解消の約3400戸 飲用水として利用可に

能登半島地震の影響で石川県の輪島市では今もおよそ7700戸で断水が続いている一方、断水が解消されたうちのおよそ3400戸では、20日までに飲用水として利用できるようになりました。

輪島市では、ほぼ全域の1万1000戸余りが断水し、およそ3700戸で解消したものの、水質検査による安全性の確認が必要だとして、飲用水として利用できるのは限られていました。

これについて輪島市は20日までに、市街地を中心に、およそ3400戸で安全性が確認されたとして、飲用水として利用できるようになったと発表しました。

一方、下水道の復旧作業は終わっていない地域が多く、水を使いすぎると下水管が詰まるおそれがあるとして節水を呼びかけています。

また市は現在も断水しているおよそ7700戸については、中心部では今月末、郊外では来月中旬から下旬ごろの解消を目指すとしています。