パドレス 松井裕樹 実戦形式練習で「高めのストレート」確認

今シーズンから大リーグに挑戦しているパドレスの松井裕樹投手がこのキャンプで2回目となる実戦形式の投球練習に臨み、前回課題として挙げていた高めのストレートの感覚を確認しました。

パドレスの松井投手は19日、アリゾナ州ピオリアで行われているキャンプで2回目となる実戦形式の投球練習を行い、のべ6人のバッターに対して31球を投げました。

投球内容としては2つの空振り三振を奪うなど上々のできでした。

さらに、前回の投球練習の際に対戦したバッターからアドバイスを受けて取り入れたいとしていた高めのストレートについても練習の終盤に投げて感覚やバッターの反応を確認していました。

松井投手は、ブルペンでの投球練習でも高めのストレートを意識的に取り入れているということで「なにが効果的なのか確かめながら状態を上げている段階だ。こちらのバッターに対して自分の形で勝負できる状態を作り上げていきたい」と話していました。

ダルビッシュも実戦形式の投球練習

また、ダルビッシュ有投手も実戦形式の投球練習を行い、のべ7人のバッターとの対戦で27球を投げ、空振りの三振が1つ、打たれたヒット性の当たりが3本、フォアボールが2つでした。

ダルビッシュ投手は「前回あまり感覚がよくなかったので、バッターに向かっていくピッチングをしようと思っていた。練習前の食事も含めてより試合に近い感覚で投げられたのはよかった。今のところ健康にできているので、順調だと思う」と徐々に調子を上げている様子でした。