株価 一時200円ほど値下がりも下げ幅縮小 売り買い交錯

週明けの19日の東京株式市場、日経平均株価は小幅な値動きとなりました。

▽日経平均株価、19日の終値は先週末の終値より16円86銭安い、3万8470円38銭。
▽東証株価指数=トピックスは14.96上がって、2639.69。
▽一日の出来高は15億9574万株でした。

週明けの19日の東京市場は、売り買いが交錯する展開となりました。

先週末のニューヨーク市場では、アメリカで早期に利下げが行われるとの見方が後退したことから、主要な株価指数がそろって値下がりしました。

この流れを受けて、東京市場でも、このところ値上がりが続いていた半導体などハイテク関連銘柄に売り注文が広がったものの、値下がりしていた銀行や商社などを買う動きも見られました。

日経平均株価は、一時、200円ほど値下がりする場面もありましたが、その後は下げ幅を縮小していて、市場関係者からは、「株価の底堅さを感じる」との声も聞こえてきます。

今週は、市場関係者の間で関心が高まっているアメリカの大手半導体メーカーの決算も控え、日経平均株価が、1989年12月につけた史上最高値を更新するか、注目が集まっています。