アメリカ軍 フーシ派の支配地域で攻撃と発表

アメリカ軍はイエメンの反政府勢力フーシ派の支配地域で、対艦ミサイルや無人艇に対して攻撃を行ったと発表しました。航行の自由を守り国際水域をより安全にするための措置だとしています。

アメリカ中央軍は18日、イエメンの反政府勢力フーシ派の支配地域で17日午後、対艦ミサイル3発と無人の水中艇1隻、それに無人の水上艇1隻に対して、攻撃を行ったと発表しました。

このうち、フーシ派が無人の水中艇を配備していることが確認されたのは、去年10月にフーシ派による攻撃が始まって以来、初めてだということです。

アメリカ中央軍はフーシ派について、航行する商船やアメリカ海軍の艦船への差し迫った脅威だとしていて、今回の攻撃は航行の自由を守り国際水域をより安全にするための措置だと説明しています。

アメリカ軍によりますと、16日から17日にかけてフーシ派の支配地域から紅海に向けて4発のミサイルが発射された一方、アメリカ軍は17日午後にもミサイル1発と無人の水上艇1隻に対して攻撃を行ったことを明らかにするなど、海上輸送に重要な地域での緊張が続いています。