関東甲信 春を思わせる陽気 東京では例年よりも早く梅が見頃に

関東甲信は広く高気圧に覆われ、午前中から春を思わせる陽気となっています。梅の名所として知られる東京 日野市の庭園では例年よりも早く梅の花が見頃を迎え、多くの人が訪れています。

気象庁によりますと、関東甲信は広く高気圧に覆われて、午前中から晴れて気温が上がり、午前11時半までの最高気温は
▽千葉県勝浦市で18.3度
▽東京の都心で17度ちょうど
▽水戸市で16.6度などとなっています。

東京 日野市にある「京王百草園」では50種、およそ500本の梅が植えられていますが、例年よりも開花が1週間から2週間ほど早まって、18日は8分から9分咲きだということです。

中には、一つの花に白とピンクの花びらが混じる珍しいものもあり、多くの家族連れや愛好家が撮影していました。

夫婦で訪れた40代の女性は「梅の花が咲いているのを見ると春が近いんだなと感じます」と話していました。

園内の梅は2月の末にかけて見頃が続く見通しで、担当の清水真二さんは「遅咲きの梅も咲き始め、今が見頃になっています」と話していました。

午後はさらに気温が上がり、最高気温は
▽東京の都心やさいたま市、千葉県銚子市、水戸市で18度
▽千葉市、宇都宮市で17度
▽横浜市や前橋市で16度と予想され
4月上旬並みの暖かさとなるところもある見込みです。

群馬県や長野県の山沿いを中心に、積雪の多いところではなだれに注意してください。