カブス 今永昇太 2回目のブルペン ピッチクロック意識し投球

大リーグ、カブスの今永昇太投手はアリゾナ州で行われているキャンプで2回目のブルペンに入り、投球間の時間制限などを意識しながら38球を投げました。

今永投手は17日、アリゾナ州メサで行われているキャンプで2回目となるブルペンでの投球練習を行い、ストレートのほか、重点的にスライダーの感触を確かめながら、前回よりも7球多い38球を投げました。

プロ野球にはない投球間の時間制限、ピッチクロックを意識したということで、ときおりピッチングコーチと投球動作に入るまでの秒数などについて確認していました。

今永投手はピッチクロックについて、「心の中で焦らないことが大事。最後の1秒で動いていればいいので、あまり気にせずに普通に投げていれば大丈夫だとわかった」と手応えを感じている様子でした。

また、大リーグの硬いマウンドに対応するために底を3センチほど厚くしたスパイクを使うなど、プロ野球との違いに対応するための試行錯誤を続けているということで、「いろいろ試しながら自分のベストを見つけていきたい。バッターに投げ込める準備はできているので、とにかく健康でいられるように日々トレーニングを積みたい」と話していました。

鈴木誠也 実戦形式の打撃練習

また、キャンプ地で自主トレーニングを続けているチームメートの鈴木誠也選手はピッチャーを相手に実戦形式の打撃練習を行い、3回打席に立ってフォアボール2つを選びました。

カブスの野手組は19日にキャンプインします。