立民 泉代表 “自民は議員51人に政倫審出席か意思確認を”

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、立憲民主党の泉代表は、自民党が、党の聴き取りの対象となった51人の衆議院議員に政治倫理審査会に出席するかどうか意思の確認を急ぎ、早急に審査会を開催するよう求めました。

立憲民主党など野党側は16日、衆議院政治倫理審査会の幹事懇談会で、自民党の聴き取りの対象となった安倍派と二階派の衆議院議員51人全員を、審査会に出席させるよう求めました。

立憲民主党の泉代表は、埼玉県越谷市で記者団に対し「自民党は早く51人に対し、審査会に出席するかどうか意思確認をして弁明の準備を進めてもらいたい。何人が審査会に出てくるかによって、自民党がこの問題に前向きか後ろ向きかわかってくる」と述べました。

その上で記者団から、自民党の対応が、新年度予算案の審議に与える影響について問われ「当然、影響する。岸田総理大臣も政治の信頼を回復させることを忘れ、予算案の年度内成立のみを考えるのであれば大きく批判される。『信なくば立たず』であり、審査会の開催を急ぐことに協力してもらいたい」と述べました。