石川 インフル患者数 前週から増 コロナは減も能登中部 高水準

能登半島地震で大きな揺れを観測した石川県では、2月11日までの1週間で、1医療機関当たりのインフルエンザの患者の数が21人と、前の週から5.93人増えました。新型コロナの患者の数は県全体では減っていますが、能登中部では44人と高い水準となっています。

石川県で2月11日までの1週間に報告された1医療機関当たりのインフルエンザの患者数は、県全体で21人で、前の週から5.93人増加しました。

保健所の管轄する地域ごとでは
▽金沢市が30.65人
▽南加賀が24.9人
▽石川中央が15.09人
▽能登中部が3.83人
▽能登北部が3.5人でした。

新型コロナの患者数は、県全体で21.91人で前の週から2.61人減少しました。

保健所の管轄する地域ごとでは
▽能登中部が44人
▽金沢市が22.12人
▽石川中央が21.09人
▽南加賀が12.5人
▽震度7を観測した輪島市、震度6強を観測した珠洲市、穴水町、能登町を含む能登北部が5.5人でした。

石川県では地震の影響で、能登北部の医療機関の一部で、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの患者数の報告が困難になっています。