土地相続の登記義務化 “電話相談などで周知を” 小泉法相

所有者が分からないまま放置されている土地問題を解決するため、ことし4月から土地を相続する際の登記が義務化されることについて、小泉法務大臣は記者会見で、電話による相談を受け付けるなど、周知に努める考えを示しました。

この中で小泉法務大臣は、ことし4月から土地を相続する際の登記が義務化されることについて「去年8月の法務省の調査では『知っている』と答えた人が3割止まりだ。なんとか広げていかないと制度の趣旨が生かせない」と述べました。

そのうえで、17日全国の司法書士会で遺言・相続の電話相談会が行われるとして、周知に努める考えを示しました。

電話相談会は無料で、17日午前10時から午後4時まで行われ、電話番号は0120-339-279です。

また英語や韓国語、中国語などにも対応していて、電話番号は0120-442-333です。