漫画家 芦原妃名子さん死亡受け 日本テレビ特別調査チーム設置

テレビドラマにもなった人気漫画、『セクシー田中さん』の作者で漫画家の芦原妃名子さんが、ドラマの脚本をめぐり、制作側と見解の違いが生じていたことを1月、明かした後、死亡したことを受け、日本テレビは外部の有識者に協力を依頼したうえで特別調査チームを社内に設置し、調査を進めることを明らかにしました。

去年、日本テレビでドラマ化された人気漫画『セクシー田中さん』の作者、芦原妃名子さんは、ドラマの脚本をめぐって、制作側と一時、見解の違いが生じていたことを1月、自身のSNSの投稿などで明かしたあと、栃木県内で死亡しているのが見つかりました。

これを受けて、作品を掲載した小学館は2月8日に再発防止に向けて調査を進めていることを発表しましたが、ドラマの制作側の日本テレビも15日、ホームページにコメントを発表しました。

この中で、「芦原妃名子さんに哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。『セクシー田中さん』の漫画・ドラマを愛していただいている読者・視聴者の皆様、ドラマの出演者、関係者の皆様に、多大なるご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」としたうえで、独自に社内での調査を行ってきたとしています。

そのうえで、小学館の協力を得たうえで外部の有識者にも協力を依頼してドラマ制作部門から独立した特別調査チームを、社内に設置することを明らかにしました。

そして、「早急に調査を進め、真摯に検証し、全ての原作者、脚本家、番組制作者等の皆様が、より一層安心して制作に臨める体制の構築に努めてまいります」としています。

不安や悩みを抱える人の相談窓口

不安や悩みを抱える人の相談窓口は、厚生労働省のホームページなどで紹介しています。

インターネットで「まもろうよこころ」で検索することもできます。

URLは、「https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/」です。

電話での主な相談窓口は
▼「よりそいホットライン」が0120-279-338、
▼「こころの健康相談統一ダイヤル」が0570-064-556となっています。