円相場 小幅に値上がり 1ドル=150円台前半で取り引き

15日の東京外国為替市場、円相場は小幅に値上がりし、1ドル=150円台前半で取り引きされました。

午後5時時点の円相場は14日と比べて24銭円高ドル安の1ドル=150円20銭から21銭でした。ユーロに対しては14日と比べて14銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円22銭から26銭でした。ユーロはドルに対して1ユーロ=1.0733から34ドルでした。

市場関係者は「国内の輸出企業が決済で受け取ったドルを円にかえる動きが出て、やや円高方向に進んだ。午前中に発表された日本のGDPは、市場予想に反してマイナスとなったが、取り引きへの影響は限定的だった。投資家は日本時間の今夜、アメリカで発表される小売りの売り上げに関する統計の結果に注目している」と話しています。