沖縄の小学生に福島から約80キロの雪プレゼント 雪合戦楽しむ

ふだん雪をあまり見ることのない沖縄の小学生たちに、福島県からおよそ80キロの雪がプレゼントされ、子どもたちが雪合戦を楽しみました。

これは20年以上前から行われている福島県との交流事業で、15日は沖縄県北中城村の北中城小学校に、福島県猪苗代町から「雪だるま親善大使」を務める小学6年生の2人が訪れました。

2人は児童たちおよそ120人から拍手で出迎えられ、エイサーや三線(さんしん)で歓迎を受けました。

このあと、2人から猪苗代町の雪で作られた雪だるまがプレゼントされると、児童たちからは歓声があがっていました。

学校の中庭にはおよそ80キロの雪が運ばれ、ふだんあまり見ることのない雪に触れた児童たちは冷たさに驚いた様子でした。

そして、福島の2人も一緒になってみんなで雪合戦を楽しみ、中には服や髪をぬらしながら夢中になって遊ぶ子もいました。

参加した男子児童たちは「雪を触るのは初めてです。とても冷たい」とか「雪遊びは最高です」と話していました。

「雪だるま親善大使」の遠藤希空さんは「沖縄の子たちは雪が初めてだったから、みんなと雪遊びで交流できてよかったです。楽しかったです」と話していました。