米第7艦隊 横須賀で新旧司令官の交代式 同盟国との連携強調

神奈川県の横須賀基地を拠点としているアメリカ海軍第7艦隊の司令官の交代式が行われ、新たに就任したケイチャー司令官は「この地域は私たち全員の未来を決める場所だ」と述べ、同盟国との連携をさらに強化していくと強調しました。

アメリカ海軍第7艦隊は、原子力空母「ロナルド・レーガン」などの艦艇を抱え、西太平洋からインド洋までの広大な地域を担当しています。

15日、拠点としている神奈川県のアメリカ海軍横須賀基地で司令官の交代式が行われ、アメリカ軍や自衛隊の関係者などが出席しました。

この中で新たに就任したフレッド・ケイチャー司令官は「アメリカ海軍でもっとも重要な部隊の1つを率いることをとても誇りに感じる。この地域は私たち全員の未来を決める場所だ」と述べ、同盟国などとの連携をさらに強化していくと強調しました。

ケイチャー司令官は、中国が活動を活発化させている台湾海峡や南シナ海など、インド太平洋地域での第7艦隊による運用などの指揮を担うことになります。