株価 400円以上値上がり 3万8100円台で取り引き終える

15日の東京株式市場、日経平均株価は400円以上値上がりし、3万8100円台で取り引きを終えました。

日経平均株価、15日の終値は14日の終値より454円62銭高い3万8157円94銭でした。

終値が3万8000円を超えるのはバブル期の1990年1月以来およそ34年ぶりです。

▽東証株価指数=トピックスは、7.26上がって2591.85。

▽1日の出来高は、20億1041万株でした。

株価が上昇した背景にあるのがアメリカの好調な株価です。

アメリカでは、このところ景気の底堅さを示す経済指標の発表が相次いでいますが、14日のニューヨーク市場ではFRBの幹部などの発言から、利上げの長期化への懸念が和らぎ、主要な株価指数がそろって上昇しました。

この流れを受けて東京市場でも半導体や機械関連などの銘柄に買い注文が集まりました。

国内では企業の決算発表がほぼ出そろい、堅調な業績が確認されたことが株価を支えていますが、一段の上昇には材料不足だと指摘する市場関係者もいます。

市場では15日夜、アメリカで発表される小売りの売り上げに関する統計の結果に関心が集まっています。