自民 政治資金問題 党が一元的に人事行う仕組みを議論

派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、自民党の作業チームは党が一元的に人事を行う仕組みの構築に向けて、議員の専門分野やポストの希望を管理する仕組みを整えることなどを議論していくことになりました。

自民党は派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて「政治刷新本部」のもとに3つの作業チームを立ち上げていて、このうち人事を含めた党機能やガバナンスの強化を検討するチームが14日初会合を開きました。

冒頭、座長を務める松本洋平元経済産業副大臣は「自民党に対する信頼が失墜している中、出直さなければならず、広く党の在り方を議論したい」と述べました。

そして、これまで派閥が担ってきた人事や人材育成を党が一元的に行う仕組みの構築に向けて
◇議員の専門分野やポストの希望を管理する仕組みを整えることや
◇研修制度の拡充などを議論していくことを確認しました。