岸田首相 在任期間 14日で864日に 鈴木善幸元首相に並ぶ

岸田総理大臣は、みずからの在任期間が、出身派閥の先輩にあたる鈴木善幸 元総理大臣と並ぶことについて、国内外の課題に全力で取り組む毎日で、在任期間のことはまったく念頭になかったという認識を示しました。

2021年10月に就任した岸田総理大臣は、在任期間が14日で864日となり、自身が会長を務めていた自民党の「宏池会」出身の鈴木善幸・元総理大臣と並びます。

これについて、岸田総理大臣は13日夜、総理大臣官邸で記者団に対し「能登半島地震への対応や政治の信頼回復、賃上げやデフレ克服、さらには緊迫する国際情勢への対応といった先送りできない課題に全身全霊で取り組む毎日だ」と述べました。

そのうえで「取り組みの積み重ねや、そのつど、そのつどの判断に精いっぱい思いを巡らす毎日が続いている。在任期間については何も考えていなかった」と述べました。