富山市出身の力士 朝乃山 氷見市役所を訪れ市長に義援金手渡す

富山市出身の力士朝乃山は、能登半島地震で被災した人たちを支援しようと富山県の氷見市役所を訪れ、市長に義援金を手渡しました。

朝乃山は、13日午後、後援会の人たちとともに氷見市役所を訪れ、林正之市長に100万円の義援金の目録を手渡しました。

この中で朝乃山は「母が氷見市出身でゆかりがあります。実家でも壁が崩れ仏壇が倒れたので、少しでも力になればと思います」と述べました。

これに対し、林市長は「朝乃山関の取り組みが氷見市民の元気の源です。これからも朝乃山関の頑張りを氷見市民、富山県民の支えになるよう頑張っていただきたい。ご協力に感謝しています」と応えていました。

朝乃山は13日、能登半島地震で被災した氷見市内を訪れ、被害の大きさに胸を痛めたということです。

面会のあと、朝乃山は来月大阪で行われる大相撲春場所では被災した人をさらに支援したいとして意気込みを語り「被害の大きさにことばが出ませんでした。次の場所では元気な相撲を見せて被害に遭われた方々を勇気づけるような相撲を取りたいです」と話していました。