北九州 自殺した元職員の両親 パワハラ訴え 最高裁 上告退ける

福岡県北九州市の非常勤職員だった女性が退職後に自殺したのは上司のパワハラが原因だとして両親が市に遺族補償を求めた裁判で、最高裁判所は13日までに両親側の上告を退ける決定をし、遺族補償を認めなかった1審と2審の判決が確定しました。

北九州市の戸畑区役所の非常勤職員だった森下佳奈さん(当時27)が退職して2年後の2015年に自殺したことをめぐり、女性の両親は上司のパワハラなどでうつ病を発症して自殺したと主張して、市に300万円余りの遺族補償を求めました。

1審の福岡地方裁判所と2審の福岡高等裁判所はいずれも「公務と自殺に関係があるとは認められない」などとして訴えを退け、両親側が上告していました。

この裁判について最高裁判所第1小法廷の安浪亮介裁判長は、13日までに上告を退ける決定をし、遺族補償を認めなかった1審と2審の判決が確定しました。