富山県への義援金8億6700万円余 住宅被害の世帯などに配分へ

能登半島地震で富山県に寄せられた義援金はこれまでに8億6700万円余りにのぼり、県は来月以降、住宅が被害を受けた世帯などを対象に配ることにしています。

富山県は日本赤十字社などと協力し先月5日から義援金の受け付けを始め、県によりますと、今月6日時点で8億6700万円余りが寄せられたということです。

県は公平に配分するための委員会を開催し、
▽石川県内に帰省中に被災して亡くなった人の遺族
▽重傷を負った人
それに、
▽り災証明の発行で住宅の被害が認定された世帯に配ることを決めたということです。

金額は来月上旬に改めて委員会を開いて決め、対象となる世帯には市町村を通じて配るということです。

義援金の受け付けは、引き続き県庁に設置された募金箱のほか、日本赤十字社の富山県支部や共同募金会などで来月29日まで行われ、追加の義援金は改めて配分されるということです。